■1-01■ PostgreSQLとはPostgreSQLとはPostgreSQLはオープンソースのデータベースシステムで、次の特徴があります。[(特徴)] ・商用データベースシステムに劣らない多くの機能を実装(トランザクション、行ロック、ストアドプロシージャ、トリガなど) ・SQL92,SQL99に定義されたほとんどのSQL文(副問い合わせなどを含む)をサポート ・日本語文字コード(EUC_JP, SJIS)を含むマルチバイト文字コード対応 ・ODBCによるアクセスが可能 ・多数のコンピュータ言語(C、C++、Java(JDBC)、Perl、Tcl、Python、Ruby)によるアプリケーションからアクセスが可能 ・データベースのホットバックアップが可能 ・Linux、FreeBSD、Solaris、AIX、WindowsNT/2000/XPを含む多くのOS上で稼働 ・BSDライセンスの下、無償で使用、複製、修正、配付できる 歴史PostgreSQLの起源は、カリフォルニア大学バークレー校で作られた"Postgres"というパッケージに遡ります。Postgresの開発は1986年からはじまり、順調にリリースを重ねました。しかし、研究プロジェクトだったため、保守とユーザサポートの負担が大きくなったことを理由に、バージョン4.2をもって開発が終了してしまいました。 1994年にAndrew Yu氏とJolly Chen氏がPostgresに改良を加え、`Postgres95'としてリリースしました。 1996年には`PostgreSQL'と改名され、機能拡張と改良を加えながら現在に至っています。 開発体制PostgreSQLの開発は、世界中に分散した開発者たちによって行われています。2003年6月現在、5名のコアメンバー(Core member)と19名の主要開発者(Major Developer)がいます。さらに数十名の貢献者(Contributor)がPostgreSQLの開発を支えています。リリース状況PostgreSQLは開発当初から精力的に機能拡張が重ねられ、現在もバージョンアップが続いています。PostgreSQLのバージョン番号はコンマで区切った3つの数字からなり、最初の2つがメジャーバージョン、末尾がマイナーバージョンです。例えば`PostgreSQL 7.3.2'はメジャーバージョンが`7.3'、マイナーバージョンが`2'です。 メジャーバージョンが上がるのは機能追加や大きな変更があったとき、マイナーバージョンが上がるのはバグフィックスされたときです。 表1-1に、メジャーバージョンのリリース日付と、追加された主な機能をまとめます。
ライセンスPostgreSQLは"オープンソース"のデータベースシステムで、PostgreSQLのライセンス(BSDライセンス)の下、誰でも無償で利用できます。ライセンスを記載したファイル`COPYRIGHT'は、PostgreSQLのアーカイブを展開したディレクトリにあります。 WEB上の情報源次にPostgreSQLに関する情報源を示します。(1)PostgreSQLのホームページ http://www.postgresql.org/ (英語) (2)日本のPostgreSQLユーザ会のホームページ http://www.postgresql.jp/ (日本語) [UP][NEXT] |